政府は25日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を東京など首都圏の1都3県と北海道で解除すると発表しました。4月7日から実施していた緊急事態が約1か月半ぶりに全国で解除されることになりました。
一方、政府は5月25日の国家安全保障会議で、27日午前0時からインドなど11か国を新たに入国拒否の対象国に追加しました。入国拒否の対象はこれで111か国・地域に拡大しました。
目次
日本への入国拒否の対象地域
1.上陸の申請日前14日以内に以下の国・地域における滞在歴がある外国人
アジア | インド,インドネシア,シンガポール,タイ,韓国,台湾,中国(香港及びマカオを含む。),パキスタン,バングラデシュ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,モルディブ |
大洋州 | オーストラリア,ニュージーランド |
北米 | カナダ,米国 |
中南米 | アルゼンチン,アンティグア・バーブーダ,ウルグアイ,エクアドル,エルサルバドル,コロンビア,セントクリストファー・ネービス,チリ,ドミニカ国,ドミニカ共和国,パナマ,バハマ,バルバドス,ブラジル,ペルー,ボリビア,ホンジュラス,メキシコ |
欧州 | アイスランド,アイルランド,アゼルバイジャン,アルバニア,アルメニア,アンドラ,イタリア,英国,ウクライナ,エストニア,オーストリア,オランダ,カザフスタン,北マケドニア,キプロス,ギリシャ,キルギス,クロアチア,コソボ,サンマリノ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,セルビア,タジキスタン,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,バチカン,ハンガリー,フィンランド,フランス,ブルガリア,ベラルーシ,ベルギー,ボスニア・ヘルツェゴビナ,ポーランド,ポルトガル,マルタ,モナコ,モルドバ,モンテネグロ,ラトビア,リトアニア,リヒテンシュタイン,ルーマニア,ルクセンブルク,ロシア |
中東 | アフガニスタン,アラブ首長国連邦,イスラエル,イラン,オマーン,カタール,クウェート,サウジアラビア,トルコ, バーレーン |
アフリカ | エジプト,ガーナ,カーボベルデ,ガボン,ギニア,ギニアビサウ,コートジボワール,コンゴ民主共和国,サントメ・プリンシペ,ジブチ,赤道ギニア,南アフリカ,モーリシャス,モロッコ |
※下線は、4月29日から追加された国(14か国)
※赤色は、5月16日から追加された国(13か国)
※青色は,5月27日午前0時(日本時間)から新たに追加される国(11か国)
2.中国湖北省又は浙江省において発行された同国旅券を所持する外国人
3.香港発船舶ウエステルダムに乗船していた外国人
「永住者」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」又は「定住者」の在留資格を有する方が、 5月26日までに再入国許可をもって出国した場合は、新たに入国拒否対象地域に指定された11か国の入国拒否対象地域から再入国することは原則可能です。一方で、5月27日以降に出国する場合は、原則として入国拒否の対象となります。
なお、「特別永住者」については、入国拒否対象ではないことに変わりありません。
※出典
・法務省のホームページ
・外務省のホームページ
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