新型コロナウイルス感染症に関して、政府は7月22日、水際対策強化を強化し、入国拒否の対象地域を146か国に拡大すると発表しました。
過去14日以内にこれらの地域に滞在歴のある外国人は原則、入国できなくなります。
7月24日から新たに追加された17か国
外国人の入国拒否対象地域に、ウズベキスタン、ケニア、コモロ、コンゴ共和国、シエラレオネ、スーダン、スリナム、ソマリア、ナミビア、ネパール、パラグアイ、パレスチナ、ベネズエラ、ボツワナ、マダガスカル、リビア、リベリアの新たに17か国を追加しました。
7月24日午前0時以降に到着する人が対象となります。
日本への入国拒否の対象地域
1.上陸の申請日前14日以内に以下の国・地域における滞在歴がある外国人
アジア | インド、インドネシア、韓国、シンガポール、タイ、台湾、中国、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、モルディブ |
大洋州 | オーストラリア、ニュージーランド |
北米 | カナダ、米国 |
中南米 | アルゼンチン、アンティグア・バーブーダ、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、キューバ、グアテマラ、グレナダ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、セントクリストファー・ネービス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、チリ、ドミニカ共和国、ドミニカ国、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、パラグアイ、バルバドス、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ |
欧州 | アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イタリア、英国、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、北マケドニア、キプロス、ギリシャ、キルギス、クロアチア、コソボ、サンマリノ、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、タジキスタン、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、マルタ、モナコ、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、 ロシア |
中東 | アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、 トルコ、バーレーン、パレスチナ、レバノン |
アフリカ | アルジェリア、エジプト、エスワティニ、ガーナ、カーボベルデ、ガボン、カメルーン、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コモロ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボワール、サントメ・プリンシペ、シエラレオネ、ジブチ、 スーダン、赤道ギニア、セネガル、ソマリア、中央アフリカ、ナミビア、ボツワナ、マダガスカル、南アフリカ、モーリタニア、モロッコ、モーリシャス、リビア、リベリア |
2.中国湖北省又は浙江省において発行された同国旅券を所持する外国人
2.中国湖北省又は浙江省において発行された同国旅券を所持する外国人
3.香港発船舶ウエステルダムに乗船していた外国人
「永住者」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」又は「定住者」の在留資格を有する方が、7月23日までに再入国許可をもって出国した場合は、新たに入国拒否対象地域に指定された17か国・地域の入国拒否対象地域から再入国することは原則可能です。一方で、7月24日以降に出国する場合は、原則として入国拒否の対象となります。
なお、「特別永住者」については、入国拒否対象ではないことに変わりありません。
※出典
・法務省のホームページ
・外務省のホームページ
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